水抜き音(Water Eject系)は、プール・シャワー・雨のあとスピーカーから音がこもるときに検索されるキーワードです。スマホの小型スピーカーは振動板(ダイアフラム)の動きで空気を押し出し、グリルに張り付いた水滴を外へ弾き出します。Apple WatchのWater Lockが公式に近い発想で、iPhone本体向けにはブラウザで同様の低周波トーンを使う方法が広く使われています。
水抜き音とは
「音で水を乾かす」のではなく、音波で膜を振動させ、メッシュ上の水を物理的に押し出す補助手段です。完全浸水の復旧単体ではなく、スマホ水没後のオーディオ経路のケアや、軽いしぶき・汗で 音がこもる 場合に向いています。基板内部の水分には効きません。通風・時間・シリカゲルと組み合わせるのが基本です。
165Hz付近が効く理由(簡単な物理)
スマホスピーカーは直径が小さく、中低音域(だいたい145〜600 Hz、ピークは165 Hz前後)で効率よく大きく動きます。この帯域の単純なトーンを流すと、振動板が水膜をはがし、重力と合わせて滴がグリル外へ落ちやすくなります。高音だけでは膜の振幅が小さく、水全体を動かしにくい——というイメージです。Ejetaráguaのツールはこの帯域を中心にサイクル設計しています。
正しい使い方
- スマホのブラウザ(Safari・Chrome等)で ejetaragua.com/ja/ を開く。
- メディア音量を最大 — 着信音量ではなく、音楽・動画用スライダーを確認。
- Bluetooth・外部スピーカーをオフ — 本体の下部/上部グリルから鳴らす。
- スピーカー穴を下向きにし、キッチンペーパーやタオルの上に置く。
- 「今すぐ水を排出」をタップ。1サイクル終了後、音質を確認。
- 改善が弱ければ2〜4サイクル。サイクル間は1〜2分空けると負荷が分散します。
- まだこもる場合は 音がこもる の「水以外」も確認。
iPhone・Androidでの注意
iPhone:消音モードでもメディア音量が重要です。充電ポートで 液体が検出されました が出ていても、スピーカー用の水抜き音は別問題——ポートは自然乾燥が必要です。
Android:機種によりスピーカー位置(底部・聴筒側)が異なります。こもりが片側だけなら、その側のグリルを下向きに。省電力モードでブラウザ音が制限される場合は一時的にオフを。
いずれもイヤホン・ヘッドホンで再生しないでください。耳への負荷だけでなく、本体から水が出ません。
繰り返しとタイミング
- 直後 — 水没直後は先に電源オフ・拭き取り。スピーカーだけなら乾いた後すぐ1〜2サイクル。
- 数時間後 — 内部がまだ湿ると再びこもることがある。再試行は2〜4回まで。
- 24時間以内 — 改善なしなら、米ではなくシリカゲル乾燥を優先(米の迷信は避ける)。
できないこと・限界
- 充電ポート・Lightning/USB-C内の液体除去
- 基板腐食・画面焼け・バッテリー故障の修復
- スピーカーユニット自体の物理破損
歪みが消えない、片側だけ無音——は修理店のラインです。海水後の長時間浸水も自己判断に限界があります。
なお、充電ポートや液体が検出されましたの警告は、水抜き音とは別系統です。ポートは下向き静置と時間で乾かし、スピーカーだけツールでケアする——この二段構えを混同しないことが、ネット上の失敗例を減らすコツです。完全な手順は スマホ水没 から辿れます。



